ラボチプロデュース ぷらすのと☆えれき「我が生涯、痛恨のダ・カーポ」
作:二朗松田(カヨコの大発明/大阪) 出演:野村有志(オパンポン創造社/大阪)、のと☆えれき(能登英輔、小林エレキ/札幌) 気がつくと、三人は見知らぬ密室の中にいた。窓はなく扉は固く閉ざされている。 三人はかつてインディーズシーンで人気を誇ったバンドのメンバー同士。しかしその仲の悪さと想像を絶するだらしなさ故解散、今はマンションの部屋代さえままならない。困った挙句彼らは二度目のブレイクを狙い再結成を決意、今夜はその決起集会。だったはずだが。 その扉には赤く謎の記号が描かれている。何かのヒントだろうか。 「あの記号、なんか見たことあるな…」 「あれは…音楽記号だ…!」 彼らは束の間希望を見た後、再び絶望へと舞い戻る。 そう、彼らは誰一人として楽譜を読むことができなかったのだ。 あの頃からなかなか自分を更新できない貴方に贈る、 密室ミステリーホラー脱出サスペンス青春ロックンロールストーリー。 ++++++++++ 札幌公演:2020年11月27日(金)〜29日(日) シアターZOO【シアターZOO提携公演】 大阪公演:2020年12月4日(金)〜6日(日) in→dependent theatre 1st 東京公演:2020年12月18日(金)〜20日(日) 小劇場 楽園 ++++++++++ これまで、ラボチプロデュースとして「Not Decided-時計を止めて-」「私の名前は、山田タロス。」とに作品を上演した「のと☆えれき二人芝居」。今年は新たに出演者をプラスしての3人芝居をお届けします。 今回、迎えるのは大阪を拠点に活動するオパンポン創造社・野村有志さん。2018年のCoRich!舞台芸術まつりでグランプリを受賞するなど大注目の劇作家、演出家、俳優である野村さんの胸を借り、これまで以上に上質で良質なコメディ作品をお届けします。
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昨年から準備を始め、「私の名前は、山田タロス。」のDVDをご購入いただいた方にはさらりとお伝えしておりましたが、今年は東京公演もできることになりました。稽古開始が待ち遠しい、というワクワクした日々が一転。本日、こうして日程を発表したものの、コロナウイルス感染の状況によってはどうなるかわからないという現状です。上演したい、でも難しいかもしれない、と、日々更新される情報に翻弄され、今考えても仕方のないことで右往左往する日々を過ごしています。予定通りに上演できるとなれば、感染症対策に万全の上にも万全を期して皆様をお迎えする所存です。チケット発売時期等の詳細については、販売方法等の検討を重ね、もう少し公演日が近づいてからお知らせしたいと思います。
劇場でみなさまと元気にお会いできますようにと祈るばかりです。
ただ、どんな事態になっても、何かはやります。
※今更ながら、アーカイブに「私の名前は、山田タロス。」の舞台写真追加しました。